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2004.08.01

【第24節 vs甲府】breakthroughの勇気

第24節 仙台3-1甲府(仙スタ)

数時間後には次の試合が始まってしまう(汗)
なんとかその前に振り返っておかないと、ということで久々の勝利について。

この日は気温の割にはものすごく蒸し暑かった。ちょっと動いただけで汗が噴き出すくらい。
こういうコンディションでどう90分をマネジメントするのか-前半から飛ばすのか押さえて後半に勝負をかけるのか-、そのあたりがまずポイントになるのかな、と試合前は思っていた。
バックスタンド、サポ自のあたりにはキツーイ横断幕があったらしい(私の席からは見えなくて、試合後ビデオや報道で知ったのだが)。そういえば、いつもメインスタンド以外に張り巡らしてある黄青の下地幕もこの日は全然なかった。ここのところのブーイングといい、今季のサポートは随分厳しい方向性のようで。

だからかどうかはわからないが、出足はかなり鋭かった。前半は右サイドの財前が起点となって次々とチャンスを作る。
最初に結実したのは3分。中へ切れ込んだ財前からPA手前の直樹へ、そこからゴール左へ浮き気味のパス。これを寿人がダイレクトで蹴り込んだ。まったく、なんでこうウチの選手は難しいシュートは簡単に入るんだか(^_^;)
先制してからも早くボールを動かして人も動く、いい時のサッカーができていたし、ここのところあまりお目にかかれなかったDFからのロングフィードも効いていた。
特にゴツェの長いパスには惚れぼれ!拓巳も章吾もキックの精度はいいほうだと思うが、ゴツェはもう別格。あれだけでもスタジアムに足を運ぶ価値がある(テレビじゃあのボールの真の凄さは伝わらない気がする)。
この試合では根引の攻め上がりもかなり見られたし、全体で押し上げる、追い越す動きが効果的だった。
危うい場面もないわけではなかったが、それでもDF陣は集中した守りが出来ていたし、決定機はほとんど作らせなかった印象だった。
2点目は押し込んでいた25分、再三右サイドを駆け上がっていた財前から。甲府DFを振り切ってファーへのクロス、飛び込んだ左サイドの梁がダイビングヘッドで決めた。
これ以外でも、梁は前節のパフォーマンスが嘘のようにキレまくっていて、右と左ではこんなに違うものか、と驚くような出来。大学時代から左のほうが馴染んでいると聞いてはいたが、これほどとは思ってなかった(ごめんなさい…)。

で、前半も終わりに差し掛かった時間帯、甲府右サイド(バックスタンド側)からのスローインで、フィールド内にボールが転がっていたのに新しいボールを手にしていたアライールは、ピッチのボールをスタンドに向けて蹴り込んだ!
吉田さん、あれは警告対象じゃないの?(-_-メ)
他には近くに誰も選手がいなかったし、単に外に出せばいいだけのはず。試合中よくあることのひとつだと思うけど。
ものすごーく感じ悪かったし、危険だし、イライラをそんなことで晴らすなよ、と腹立ったシーンだった。

後半に入ると甲府の出足がよくなって後手に回るシーンが増えた。
そこで小倉の左足一閃。あのシュートは防ぎようがない天晴なゴール。ってか、しっかりクリアしとかんからこうなる、という典型。
1点差では安心できないいまのチーム、どうなることやらと思っていたが、大柴が左サイドの突破からPKを取った。それ以前にも同じ形を作っていたので、これは大柴の誘い勝ちといったところか。ファビオがしっかり決めて2点差。これで随分楽になった。
仙スタを幾度となく阿鼻叫喚とさせてきたバロンがいまひとつだったこともちと意外だったが、高桑の素晴らしいセーブもあって、無事に勝ち点3と得失点差+2をゲット。なんと勝利は18節以来40日ぶり。中断があったとはいえ、そんなに勝ってなかったのか(^_^;)

全体を見れば万端とは言えないし、思ったとおりの試合運びができたわけでもない。
オフサイドにかかりまくるのも相変わらずだし、ファビオはキープ力を生かすところとシンプルにプレーするところの判断もまだ周りと合っていない。
それでも、とにかく必死に走っていたし(特に財前は何分もつかと心配になるほどの走りっぷりだった。前半途中、コーナーフラッグぶっ倒して、やる気なさそなそぶりでぶら~っとピッチに戻っていくし(^_^;))、中2日の厳しい日程を踏まえれば、それが一番大切だったろう。
信じて走り、強い気持ちでプレーする、梁のヘディングがその象徴だったように思う。
チャンスの神様は前髪しかない、だからやって来たその瞬間を逃さず掴まなくてはいけない(振り向いて追っても掴むものがない(笑))というが、この試合ではしっかり掴むことができた。
部分的な流れを渡したところでも踏みとどまれたのは、ひとつの成長。もう少しで、停滞から完全に抜け出すことができるような気がする。

前節、低調なパフォーマンスで心配になったシルビーニョは、かなり上向きだと見た。絶好調時は「あっちにもこっちにもシルビ」といった印象(シルビ分身の術と私は呼ぶ(笑))だが、それにももうちょっとといった感じ。シルビが完調になればこれほど心強いことはない。
それとやはり、直樹と組むと互いに生きる。できるだけ長く多くこのコンビが見られれば…。カードと怪我にはふたりとももう縁がないといいが。

仙スタではこれで今季7勝3分2敗、5月2日の湘南戦(9節)から負けていない。
ホームで勝負強いのはいいことだけど、アウェイでは2勝4分6敗だから、この内弁慶っぷりの克服も当面の課題のひとつになる。

とりあえず今日の鳥栖戦、台風もなんとか去ってくれたし、雨でパスが生きないという懸念はなくなった。蒸し暑さのなかでどれだけできるか。
久々の勝ち点3のお土産を期待している。

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