2006.06.14

映画になっても『RENT』は『RENT』

東京での公開から遅れることひと月半。
ようやく仙台でも映画版『RENT』が始まっています。
公式サイトの上映館が一向に更新されないのでやきもきしてたんですが、S-style(仙台タウン情報)の映画館情報をこまめにチェックしていてよかった。
…ということで、仙台駅東口のチネ・ラヴィータに行ってきました。

1989年、クリスマスイヴ。
ニューヨーク、イーストビレッジのとあるアパートに住むアーティストたち。家賃(RENT)すら払えない彼らの、次のクリスマスまでの出逢いと別れ、そして奇跡の物語…。

とにかく、舞台がとてもとてもお気に入りで、日本版をたまたま観てからブロードウェイ版の来日公演まで通いました。
いまでは私、「SEASONS OF LOVE」のイントロが流れてくると涙腺が緩むという、パブロフの犬状態なので…(^_^;)
それだけに今回の映画化には多少の不安があったのですが、杞憂というものでしたね。
クリス・コロンバス監督も思い入れが深かったようで、出来る限りオリジナルキャストで、というところにも、その気持ちが現れています。
それでいて、映像ならではの手法を取り入れて、『RENT』の世界を深く余すところなく表現しているとも思います。
例えば、冒頭。
疾走感バツグンの大移動、大規模な仕掛け、絶対に舞台版ではありえませんからね。
他にも、場面転換や背景、回想の使い方なんかは、上手く効果を出してるなと思います。

惜しむらくは、舞台で最大の拍手喝采な小ネタシーン。
おそらく物語の流れでしょうが、カットされているのが残念でした。
でも総じて、映画になってもやっぱり『RENT』は『RENT』だった。
DVDが出たら即買いしちゃいますね、きっと。

おそらくその前に、11月のブロードウェイ版来日公演かな。楽日を観に行く予定です。
更にその前には、『RENT』作者・ジョナサン・ラーソンの自伝的ミュージカル『tick,tick…BOOM!』があるんだっけ。初演の時も山本耕史がよかったんだよなぁ。
行きたいなぁ。行けるかなぁ…。

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2006.02.17

テル、東海道の旅人に

なんと、テルがNHKの「街道てくてく旅」の旅人になるそうで。
去年は水泳の岩崎恭子が四国を巡りましたが、今回は東海道。
なんでテルだったのか、ちょっと不思議ですが。
NHK報道資料(PDF)

ところで、サンスポで「先ごろ引退した」とか書かれてるけど…そうなの?

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2006.02.04

うたは旅をする。

NHK BS2で立て続けに音楽ドキュメント(?)を見ました。
1月30日の『君はオーティスを聴いたか~忌野清志郎が問う魂の歌~』と、2月2日『世紀を刻んだ歌 明日に架ける橋~賛美歌になった愛の歌~』です。
後者は特に、昨年ハイビジョンで放送された時から、早く地上波かBSアナログでやってくれないかと心待ちにしていた番組。S&Gの「明日に架ける橋」は私がこの世で2番目に好きな曲であり、アルバムですので。
…で、今日のタイトルはその番組の印象的なナレーションの一節なんですけれど。

恥ずかしながら私、オーティス・レディングがあんな夭逝してたとは知りませんでしたし、「明日に架ける橋」のアレサ・フランクリンversionも認識ゼロでした。
なんというか…歌というのは、多くのものを内包するのだな、と。
名曲であればあるほどたくさんの人の心に残るわけで、そしてまた、だからこそいろんな想いを託される。
南部出身のオーティス・レディングは人種差別の真っ只中で、肌の色を越えたメンバーとツアーを周り、ベトナム戦争下で人々を支えた「明日に架ける橋」は、同時多発テロでまた人を癒し、海を渡った南アフリカでアパルトヘイトに苦しむ人々を勇気付けた。
ただ単に「いい曲」とか「好きな歌」でいいんだけど、背景や歴史を垣間見れば、それがまたなにかを考えなにかを得るきっかけになったりもする。
なんかこういう音楽の聴き方って、学生時代以来のような気がする。

NHKは12月の「ロック誕生50年」とか、正月の「ブロードウェイの100年」という英米との共同制作番組とか、なかなか興味深いのが続きますね。
『世紀を刻んだ歌』のシリーズは「OVER THE RAINBOW」も面白い作りだったし。
ドキュメントやらせたら、やっぱNHKは強いよなぁ。

ということで、オーティスについてちょろっと検索かけて行き当たったサイトで、ずっと疑問だった『竹田の子守唄』についても知ることが出来たりしたのでした。
一昨年(仙台では1クール遅れで昨年初め)放送された、小田和正の『風のように歌が流れていた』で山本潤子さんが歌ったのを聞いたんですけれど、その時のコメントが引っかかっていたんですよね。
フォークルの『イムジン河』もそうだけれど(これはつい先日、テレ朝の報道ステーションで特集されてましたね)、歌が歌としてだけでない意味を持ってしまう難しさも、あるのだなと…。

ここ最近にしては珍しく、いろいろとふか~く考えさせられたりしたこの数日なのでした。

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2005.05.14

『交渉人 真下正義』を観てきた。

踊る大捜査線のスピンオフ第1弾、『交渉人 真下正義』を観て来ました。

単純に「娯楽映画を楽しんだぞ~」ってのが率直な感想。
スカパーの真下正義チャンネルをがっつりチェック済みで行ったんだけど、思ってたよりも展開は読めませんでしたね。肝心のところはしっかり控えてあったみたいで。
予告編のあの場面はこんな風に使われるのか!なんて意外性もあったりして。

ただ、なんといいますか、“踊る”というよりは“本広映画”って感じ、という印象ですかね。
もちろん作品として面白かったし、2時間7分があっという間、という触れ込みもそのとおりなんだけど、やっぱり踊るを観たという気はしない。
逆に言えば、踊るは湾岸署ありきというのがつくづく実感できる(^_^;)
それこそが「スピンオフの狙い」かもしれませんが。
なので、いつもの踊るテイストを求めるよりは、単純に一作品として楽しむほうがいいのかも。

それでも、相変わらず“本広組的遊び”の要素は満載。
いつものちょい役がそこここに出ていたり、ケーキがアンティーク(CX系ドラマ『アンティーク』の洋菓子屋)のものだったり、オーケストラの指揮者がかの『MAESTRO』(CX系深夜番組。クラシックバラエティとでも言おうか…)でタクト振ってた西村雅彦(役名が前主十路<まえぬしかずみち>だとは知らなんだ(笑))だったりと、小ネタ探しも楽しいですね。

それに、なんといっても真下がカッコイイんですよこれが!

(以下、ネタバレ風味(?)のため反転)

とはいえ、所詮は真下ですから(^_^;)、カッコよさも要素限定、全面的にということがあるわけもなく…。真下らしいオチが用意されているのは当然。
でも交渉中の仕事人っぷりは、OD2の頃より3割増ってことですかね。

仕事人といえば、今回の舞台である地下鉄総合指令室の片岡指令長と線引屋(緊急ダイヤ作成職人)の熊沢はそれぞれいい味出してました。
特に熊沢は、湾岸署でいえば和久さん。真下に語りかけるあたりなんてモロに。どうやら意図的にそう演出したみたいですけどね。
意外だったのは、渋い仕事人の割には片岡指令長がコメディリリーフも担ってたところですかねぇ。驚くような科白が次々に…。いや、渋い仕事人だからこそ笑えるのか(^_^;)

笑えるという意味では、新キャラの木島がインパクト大!
…いえ、笑いを取るキャラなわけじゃないはずなんですが、やることなすこといちいちおかしい(^_^;)
がらっぱちな喋りで怒鳴りまくってるくせに、切り返されるといちいち引いちゃうわ、警視庁刑事部捜査一課の刑事(しかも警視!)なのに、行く先々でいちいち行く手を阻まれるわ(グラサンにドカジャン、赤シャツじゃそれも当然か(笑))、おかしいというよりはカワイイかもしれない(^_^;)

パニックものだけあって、進めば進むほど加速度的に展開が早くなるのは当然で、特にオーケストラがとある曲を演奏し始まってからは、それこそ緊張感が…。謎解き的にも、クライマックスは(それでなくてもあの曲はドキドキものなので)かなりハラハラでしたね。
ラストは、結局それで事件解決なの?って感じですが、
ユースケが「犯人はあなたの心の中にいます」と言ったのも頷けるような気がしないでもない。
ま、これは観た人それぞれの印象でしょうが。

(以上、反転終了)

で、これから観に行く方には、これだけは言っておきたい。
必ず、エンドロール最後まで観なくちゃいけません!
見逃したら損な結末が待っています。

室井スキ~な私としては、スピンオフ第2弾『容疑者 室井慎次』がとっても気になるところですが、本編前後に予告編が流れます。もちろん内容はそれぞれ違うのがミソ。これも見逃しちゃもったいない。
真下チャンネルで生中継された製作報告記者会見によれば、こちらは「泣きの映画」になるそうで。
…室井さんで泣き。
そりゃハマるだろなぁ……。

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2004.12.20

『NHKに言いたい』は結局なんだった?

視聴者の非難の嵐に、何もしないではさすがにまずいだろう、って感じで企画されたとしか思えない『NHKに言いたい』ですが。
他の番組見るはずが、なぜか2時間15分完走しちゃいましたよ。
朝生見るより不毛だったわ(-_-;)

結局、「ますます受信料払わなくなる視聴者が増えるんじゃ?」という鳥越俊太郎氏のコメントがすべてだったりして(苦笑)
海老沢会長のあとに司会者が締めコメントを差し挟む間も与えず、なおかつ時間ぴったりにおさめちゃうあたり、インパクト絶大なラストだったんですけど。

明日のマスコミの反応が楽しみだわ。

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2004.04.22

きらきらひかる

夕方の再放送で『きらきらひかる』が始まった。
再放送回数の多い作品というのはあるもので、これも何度目だろう? 人気あるんだろうな。
かくいう私も好きな一作である。
ゲストもわりと豪華だったが、なんといっても主役級の配役がいい。新人監察医の深津絵里、その先輩・小林聡美、上司・柳葉敏郎、大学法医学教室所属の鈴木京香、なにかと絡む女刑事・松雪泰子。みなハマりなんである。
特に驚いたのは鈴木京香で、どうにも演技力のなさが目立って作品の雰囲気ぶちこわしなイメージしかなかったんで、この作品を見て「いつの間に?」と思ったものだ(『ラジオの時間』あたりで突き抜けたんだろうか?)
個人的には、柳葉敏郎の飄々とした役柄がお気に入り。『踊る大捜査線』以降エリート役ばっかりで少々食傷気味なので、また違った感じが見たいと思っているのだが。そもそもが「族・チンピラ・ヤクザ」でしたからねぇ、彼の場合(笑)どこかでそういう配役してくんないだろうか。

『きらきらひかる』では毎回、女性4人がイタメシ屋で食事しながらあれこれ話す場面で始まり、回想のように事件を解決してまた食事シーンに戻る、という演出だったが、その話の内容がまた4者4様で楽しませてくれた。どれかひとつは「それわかるわかるー!」と頷いてしまう意見があったものだ。

とりあえず最終回まで録画決定。

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