2004.08.30

《Athens》最終日の出来事~いたちごっこに終わりは来るか

アテネオリンピック最終種目、男子マラソン。
目を疑ったのは私だけではあるまい。
トップを快走していたブラジルのデリマ選手が妨害され、結局は3位でゴール。
妨害した男は前科者だったようだ。そういや見てたよ、F1中継…。
選手本人が無念だろうに笑顔でゴールしたことがせめてもだったが、あんなわけのわからないヤツに選手の何年もの努力と素晴らしいレースを汚されたことが腹立たしくてならないし、警備体制の不備がこんな風に出てしまったことに憤りを感じる。
次の北京大会はいろいろな面で懸念があるのだが、少なくとも選手たちが万全の状態で競技に集中できる環境だけは確保してほしいと思う。

そしてもうひとつ。
室伏広治(陸上・男子ハンマー投げ)の世界大会初タイトルは、とても残念な形でやってきてしまった。
この結末が彼本人の記録やこれまでの鍛錬をなんら傷つけるものではないが、それが「対等」で「フェア」に戦わなかったかもしれない選手がいた勝負でのもの、ということが悲しいのである。
室伏がメダル裏に刻印された古代詩を訳して自筆で記者に配り(いまテレビに現物が出たが、丁寧で柔らかい筆致が誠実な人柄そのものと思った)、会見で「悔しいというよりさみしい」と言ったのは、選手の資格のない心ない者によって、フェアに戦う他の選手たちやその場を踏み躙られたことではないか。
失格となった選手(もう名前も書きたくない)は「何度も検査を受けたのに」と反論し、自身の潔白を訴えているようだが、ドーピング検査を求められたら応じなければならないのは選手としての義務であって、それはすべての選手にとって同じだ。
真に潔白であるならば、堂々とチェックを受けるべきだった。それをしないのなら、規定どおりメダルを剥奪されるしかない。いまの選手を取り巻く環境は、悲しいかな「疑わしきを罰する」しか方法はないのだから。
スポーツ仲裁裁判所に提訴もなどと言っているが、その後、検体すり替えまで発覚しているのにどう弁明する気だろう。到底今回の結末が覆ることはないと思うが。ま、やりたいなら勝手にすれば、って感じだけどね。もう引退するそうだから、競技に出てこないだけまだいいか。

それでなくとも、投擲種目の現在の世界記録はドーピングが公然と行われていた時代のものが多く(証拠がないため記録が抹消できない)、選手たちはその記録とも戦わなくてはならない。
各紙報道によると、室伏本人の進言もあったとのことだが、その真意を推し量るとやるせないものも感じてしまう。
でも彼ならばいつか世界新記録も達成してくれるのではないかと、彼こそがオリンピアの「永遠の栄誉」を受けるにふさわしい選手であり人間であるだろうと、心の底から思っている。
そしてまた、DNA操作をしてまで不正を行う傾向にあるという現状が、変わってくれることを願っている。

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2004.08.27

《Athens》トラックの華とフィールドの芸術

アテネ時間での生活(^_^;)も残りわずか。
前半の「どれを見たらいいの~!?」な状態から考えれば、かなりゆったりなテレビ観戦で、それはそれでちょっと寂しい気も…。
でも今日はまた寝られない(笑)

陸上はとうとう大詰め。
期待の短距離陣が早々と終了してしまって残念だったのですが、今日は名誉挽回の機会。最終日の花形ポジションゲットをかけて、リレー2種目の予選です。

男子4×100mリレーは末續慎吾、朝原宣治、土江寛裕、高平慎士がエントリーしているようですね。おそらく、スタートはスペシャリストの土江で、末續→高平→朝原とつないでくるのではないかと。
末續は200mに出ずこちらに照準を合わせたんだし、締め括りのいい走りが見たいです。上位国のように戦力が豊富なら予選は違うメンバーで走るってこともできるんでしょうが、まだ日本にはそういう余裕はないですしね…。
予選は第1組、スタートリストを見るとカナダとナイジェリアを除けば持ちタイムはどんぐりの背比べ、3位もあれば8位もあり得るきわどい勝負になりそう。
とはいえ、第2組に比べれば勝ち抜くチャンスは大きいと見た。
予選通過は各組3位まで+両組4位以下のタイム上位2チーム。第2組のメンツを見る限り、ここはなんとしても第1組の3位までに入るのが決勝進出の条件かと。バトンミスと怪我さえなければなんとか…。
スタートは日本時間午前2時10分。

トラック最終種目の男子4×400mリレーは、見ていて最高に燃える種目です(笑)
4×100mはあっという間に終わってしまうけど、3分近いレースだし、なによりレーンがなくなりますからね。格闘技ちっくなところもハラハラ感を煽ります。前回、日本はその「格闘技」のところで接触してバトンを落としてしまったんですよねぇ。今回こそは…。
メンバーは小坂田淳、佐藤光浩、山口有希、伊藤友広で第1組。なかなかポジション的には厳しいですが、納得できる走りをしてなんとか決勝まで行ってほしい。最終日の最終種目で日本のレースが見たいんだもの。
スタートは3時。

それから今日はもう1種目、棒高跳びの澤野大地。
も~う予選はヒヤヒヤしましたよ(^_^;)
なかなかパフォーマンスが上がらず、予選通過ラインの5m70をクリアできるのかと心配に…。その後の報道によるとケイレン起してたらしいですが。
山場は5m65の3回目。身体が触れて、もう駄目か~(>_<)と思ったらあんなに揺れてたバーが残ってるし…。有働アナ@NHKは「見ていて押さえたくなった」と言ってたけど、まさに(^_^;)
あれはほんとに運なんだなぁ。「なにか持ってる人」っているんですよね、ほんとに。
というか、澤野の場合はそれを「どう掴むかを知ってる人」なのかも、とこの記事を読んで思った。嬉しそうに飛ぶんですよ、これがまた。本人はほんとに楽しいんだろうなぁ、と見ていても伝わってくる。考えてみれば、一番「飛んでる時間の長い」種目ですしね、棒高跳びって。
それに、クリアした時は美しいんですよねぇ。「踏み切ってからは体操」と言ったのは鳥人・ブブカだったっけ。なんかすごく納得したものです。
ただ、澤野は予選では通過16人中で試技数が一番多い10回。決勝では記録が同じなら試技数で順位が決まるので、どうプランしてくるか…。
開始は午前2時。決着が何時になるかは神のみぞ知る…。

シンクロ(チームフリールーティン)とは時間がかぶらずに見られそう…かな(^_^;)

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2004.08.24

《Athens》金メダリストだけが勝者じゃない

オドロキ、エキサイト続きのアテネ五輪。
いい意味でも、残念な意味でも。

井上(柔道男子100kg級)の敗退にはほんとうにびっくりした。結果もそうだけど、なによりその内容と表情があまりにも意外で。
もういろいろ語り尽くされているから、今更改めて私が言うこともないんだけど。
なんというか、「狙って金メダルを取る」ということがどれほど重いことなのか、それを却って教えられたような気がしました。
これで三大会連続で日本選手団主将はメダルなしなんだそうです…。そういえば前回は“ミスターアマチュア野球”杉浦さんだったんですよね。次回やってくれる選手はいるんだろうか…。

前日がそんなだったから、鈴木(男子100kg超級)の金メダルは嬉しかった。この階級は前回の篠原の「わけわからん負け」のこともありましたし。
まぁ、それは見る側が勝手に思い入れているだけで、鈴木本人が「自分は自分と思ってやった」というのはそのとおりだと思うし、それが当たり前なんだけど。
決勝戦では、相手が「始め」の前に礼を取らなかったのを見て、「絶対こんなやつに負けるわけない!」と確信しましたね私は。そのとおりに鈴木が一本取った時は、心底スカッとしましたよ!
柔道は単なる格闘技じゃない。「礼にはじまり礼に終わる」は形式上のものではないことを、本当にはわかっていない選手になんか勝ってほしくないし、勝つとは思いませんでした。
以前、かなり真剣に剣道をやってた人に「“道”のつくもの(柔道・剣道など)は、競技ではあるがスポーツではない」と訥々と語られたことがあります。その真意をここで表現するのは難しいのですが(精神性というか、礼節というか…)感覚としてなんとなくわかるのです(これは日本人だからなのかな?)
場を重んじ、相手を敬い、その上で自分の力を発揮する。そういうところを軽視されると、自分がやっているわけでもないのにアタマにくるし、勝者にふさわしくないと思ってしまうんですよね。
今回の柔道代表14名は、その結果はそれぞれですが、みんな勝者の資格のある素晴らしい選手たちだったと思います。
ひとつだけ残念だったのは、井上が敗者復活戦でまったくいいところなく敗れてしまったことでしょうか。怪我があったとも言われますが、精神的に立て直すことができないままだったのが見て取れたので。
昨年の世界選手権、野村(男子60kg級)がよもやの敗退のあと、鬼気迫るといった風情で次々に相手を倒し続けて銅メダルを獲得したのを見ただけに…。
まぁでも、あの時の野村には「ここで逃げたら五輪でも勝てない」というモチベーションがあったからできたのだろうし、そういう意味では、棄権せずに試合をしたことだけでも井上はすごいのかもしれません。

どうしても結果にばかり目が行ってしまいがちになるけど、それまでの過程や「選手としてのたたずまいそのもの」も見落とさないでいたいです。

今日は、浜口京子(レスリング女子72kg級)がすばらしかった。
準決勝で負けてしまった時にはどうなることかと思ったけど、3位決定戦の内容といい、その後の笑顔とコメントといい、本当に強い人なんだなぁというのが伝わってきた。きっとこれからも一生懸命にやっていくんでしょうね。
お父上も、準決勝後には納得いかない様子だったけど、それからの切り替えと娘を称えるところはよかったです。いい親子ですほんと。

お父さんといえば、こんなお父さんも素敵じゃないですか。すっかり「中年の星」が冠になってしまった(笑)アーチェリーの山本先生。
息子にとってのヒーローになろうと思ってだけなのにおまけが付いて来ちゃった、とでもいうような軽やかさとあの笑顔、いいですねぇ。メダルよりあの笑顔のほうがもっと輝いてて。キャラもいいし(笑)
なんだかもしかしたら、こういう「こころの隙間」みたいなものがある人のほうが力を発揮しちゃうものなのかな、っていう気がしたり。
もし北京でも山本先生が出場することになったら(鬼も笑わん話だな(^_^;))、6回目に敬意を表する意味も込めて、主将をやっていただくのはどうだろう? きっとこの方ならそんな肩書きもひらりと乗り越えて、普段どおりに試合できちゃうんじゃないか、なんて思うんだけど。

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2004.08.19

《Athens》オリンピック名調子

アテネ五輪が開幕して1週間(開会式前のサッカー含む)、さすがにテレビ観戦疲れがぼちぼち…(^_^;)
トラックバックいただいてるのになかなかコメントなど返せていません(ここでまとめて「ありがとうございますm(__)m」)
まぁ嬉しい悲鳴というか、日本選手がいい結果を出してくれているからなわけですが。
だって毎日金メダルですよ!? 生で見ないわけにはいかないじゃないですか(笑)
今日も、柔道で上野(女子70kg級)が金、泉(男子90kg級)が銀、すばらしい。
このあと北島(競泳男子平泳ぎ200m)もあるし…。今日も眠れない(^_^;)

昨日は野球のキューバ戦、柔道と競泳のあと見始まったら止まらず、結局最後まで見てしまいました。
9回、日本にエラーが出た瞬間、ご近所から「なんだよー!」と若い男性の叫び声が(笑) いえ、私も同じ気持ちでしたけどね。試合終了直後に原付が去っていく音がしたので、学生さん何人かがお友達の家で見てたのかな。
キューバに勝ったもののオーストラリアに負けちゃったけど、要は上位4チームに入ればいいんだから、切り替えて次に行ってもらいましょう。
だいたい、ナイターの翌日に午前からデーゲームなんてとんでもないスケジュールなんだし、波が遠のく時だってあります。そのあと早く引き寄せられるかが問題です。

ところで、18日のアクセス数がすごいことに…。
どうやら刈屋アナの名科白で検索かけてくださった方が多数いらっしゃるようで。
刈屋アナ、スポーツ新聞で金メダルまでもらっちゃってますからね(笑)
でもほんとに、久々にいい実況だったなぁとしみじみ思います。
日本はオリンピック中継はコンソーシアム方式を取っていて、局の枠を越えて実況アナが担当するわけですが、総じてNHKはさすがにレベルが高い。受信料払ってる甲斐があるってもんです(笑)
民放でも、いまのところ競泳担当が多い森下桂吉アナ@テレビ朝日とか、柔道担当の三宅アナ@フジテレビとか、安定感ある実況をする方が今回は多いなぁ。

一方で、なんでこんな人が派遣されてるんだ!ってアナもいるわけですが…(-_-;)
バレーボールのブラジル戦、どう贔屓耳(笑)にしても「ちゃんと勉強してないでしょ?」というのがありありで、しかもバレーボールらしからぬ喋りっぷり。音だけ聞いたら「プロ野球ラジオ中継か?」って感じでした。
その競技特有の用語のみならず、リズムとか言葉数とか、競技に合った喋り方ってのがあると思うんですけどねぇ。それすらわかってないのはやっぱり問題かと。TBSアナに期待するほうが間違ってるのかな(苦笑)
五輪中継は、他局で映像が使われるときにも実況が流れるわけで、あんまりヒドいアナウンサーは勘弁してほしいんですけどね。あとでビデオ見る気も失せるし。
前回シドニーでもありましたよね、非難囂々だったNTVアナの「ゴール28連発」とか(苦笑) 正直、あんないいゴールだったのVTR流れるたびにチャンネル変えたくなりましたもの(^_^;)
選手はどんな場面でも懸命なプレーをしているわけで、すでにそれ自体が素晴らしく、本当は、敢えて飾り立てる必要はない。
そこをわかってない人が、自覚がないままに選手が生み出す素晴らしさを削るという、スポーツ実況にあるまじき罪を犯してしまう。それは「競技そのものを勉強する」とか以前の問題なんですけどね。

でも逆に、実況次第で感動が割増されることもあるんだと、刈屋アナが実証してくれたわけですけど。
昨日、五輪関連報道のたびにあのシーン見たけど(軽く2~30回以上?)、何度見ても聞いてもよかったもんなぁ。スポーツはいろいろ見るけど、あそこまですべてをピタリと決めた実況はそうはないです、ほんと。

オリンピックは、実況する側にとっても最高の真剣勝負の舞台。
今後も「何度見ても素晴らしい勝負を引き立てる、何度も聞きたくなる素晴らしい実況」が出てくることを期待したいです。

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2004.08.17

《Athens》体操男子団体、プランどおりの完勝金メダル!

ヤバい、全然眠くない…(^_^;)
おかげで朝番組ハシゴしちゃいましたよ(苦笑)
森田(競泳男子背泳ぎ100m)の銅メダルでテンション上がったところに、体操男子団体のすごい金メダル。予選見た段階で期待してたけど、こんな完璧にやってのけてくれるとは。
裏の野球も接戦で気になって(なんかモメてて中断もあるし…。集中切らさなかった選手はエラい!)、ちらちらチャンネル変えたりしたけど、結局ほとんど見ちゃいました。この決勝、DVD1枚に収まりきらないのが残念だわ~。

他国の演技を見ると、日本のすごさがよくわかりました。
「美しい体操」ってこういうものなのか、とこんなド素人にもありありと見えましたもの。
種目の順番が日本にとってはプランしやすい流れになっていたとはいえ、その想定どおりにできるかどうかはまた別問題。
でも結局、18の試技でミスらしいミスは床のライン越えと平行棒の着地くらい? 競ってた国が次々大きなミスで脱落していくのが、却ってプレッシャーになるかと思ったら杞憂でしたね(インタビューによると他チームの順位やポイントは全然知らされてなかったとか。それもまた「思いどおりにできている」証拠)
圧巻だったのは最後の鉄棒。あの大詰の場面でミスなしの完璧三連発。いやもうほんとにただただ拍手。

塚原の貢献は地味ながら効いてたしねぇ。
夢だった金メダルが獲れてよかったね、と言いたい。
個人種目にも出てほしかったけど(団体予選で全6種目を演技した選手のみが個人種目の出場対象。塚原は不調だった鉄棒でメンバーから外れた)、それだけに一点集中の団体で結果を出せて感慨ひとしおでしょう。

中継もよかったですね。解説の小西さん、実況の刈屋アナ@NHKともに、目の前の演技をわかりやすく伝えるだけでなく、日本体操のこれまでの流れや強化の歴史なども盛り込んで、いままで体操をあまり見ていなかった人にも理解しやすい内容だったと思います。
Sports Advantageのメルマガによると、今大会の国際映像制作は種目ごとにそれぞれ得意な国・局に依頼しているものが多いそうで、この体操はNHKが担当だったとか。
バレーボールのカメラワークのまずさに酔いそうになったり(揺れ過ぎです…(-_-;))、サッカーのアップ多発にイライラしたりとイマイチ続きだったので、安心感は絶大でした。

とはいえ。
刈屋アナの最後のキメ科白「伸身の新月面が描く放物線は栄光への架け橋だ!」には、リアルタイムでは感動させられかかったけど、よく考えたらNHK五輪テーマソングまんまだし(^_^;)
倉敷さんの「決めてくれ~、ゲットォ~~~!」くらい練りまくって、使おうと狙ってたんでしょうね(笑)
いや、まぁ、使える場面が出てきてよかったですほんと。

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2004.08.16

《Athens》男子サッカー:これにて終了

グループリーグB組 日本2-3イタリア

横澤(柔道女子57kg級)の準決勝、残り1秒一本勝ちと、内柴(柔道男子66kg級)の全試合一本勝ち、北島(競泳男子平泳ぎ100m)の想定どおりのレース運びな金メダルで意気上がったまま見始めたのだが。
なんなのあのオーバーヘッド…。
あれを「事故みたいなもんだから」と割り切るほどの余裕が彼らにあるわけもなく。
その後、森田(競泳男子背泳ぎ100m)の準決勝を見てチャンネル戻したら、あろうことか0-2になってるし(・・;)

本大会に入ってからの山本さんは特にヘンだった。
選手起用にしても采配にしても、(?_?)ってのばっかり。
パラグアイ戦後のインタビュー見て、いやーな感じがしてたんだけど、的中しちゃったし。
立て直しかつ点を取りに出るはずの今日の布陣もナゾだし。
そもそもなぜ引き分け狙いを口にするのか…。そんな器用なことが出来るチームには到底思えないし、ガーナよりはイタリアのほうが勝ちの目はあった気がするんだけど。
結局、山本JAPANは「実験室」のままで終わりか。
もっともっといろんな力が出せる、面白いチームにできるメンツはいたのにね。
選手は確かに未熟な部分もあったけど、明らかにこの2試合は監督の問題が大きいんじゃないかと。
敢えて言えば、2年前のあのトルコ戦の時と、見た後の感覚が同じ…。がっかりってか、げんなりってか、腹立たしいってか…もうぐちゃぐちゃ。
トルシエJAPANに対する『山本昌邦備忘録』のようなのを世に出しそうな人はこのチームにはいないのかな?(^_^;)
猛烈に知りたいぞ、聞こえて来ないアテネでの内情が。

なんというか、あれほどの国際大会経験をもってしても、本大会じゃ冷静な判断はできんもんなのか?
これで山本株は大暴落だろうな…。
でもまぁ、就職先に困るわけではない人だし(出向だからなぁ)、そのうちどこぞのクラブでベンチに座ってるんでしょう。また経験積んで違う形で出て来てください。

それと。いっそJリーグは「外国人FW禁止」にでもしたら?(苦笑)
…なんて、点が取れないからってそれじゃ解決できないか。PAに近くなればなるほど精度が落ちるのはFWだけじゃないしなぁ(涙)
釜本さんの講釈でも身体に叩き込んでくれよって感じ。

この結果で不幸中の幸いなのは、明日の新聞での扱いが小さくて済むこと?
一面は当然、金2銀1のメダルのネタ(いずれの試合もすばらしかった)でしょうからね。

この2試合のビデオはとっとと消して、夕方のソフトボール・アメリカ戦とバレーボール・イタリア戦、深夜の背泳ぎ100m決勝の為にさっさと寝よ。

…ガーナ戦は何に視点を置いて見ればいいやら(/_;)

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2004.08.15

《Athens》8/14の球技&遅ればせながら開会式

8/14(現地)はソフト、バレー、バスケ、ホッケー、サッカーと揃い踏みだった女子球技。
どうやらこの日は大和撫子の日じゃなかったようですね…(/_;)

バレーボールはブラジルに完敗。
というか、全然プレーできてなかった感じ。
サーブミスが多かったことと、ブロックが合ってなかったのが気になるなぁ。
でも、前日の開会式が午前0時すぎまでかかって、松岡修造氏曰く「帰りも渋滞で宿舎に戻るのは明け方」、それで午後2時から試合なんですから、あの慣れないアウェイの雰囲気と緒戦は難しいということを考え合わせれば、立ち上がりの悪さはある程度仕方ないのかな。とりあえずストレート負けとはいえ20点以上得点できたし、終盤はいい流れも出来つつあったし。
だったら開会式なんて出ないほうが、とは言えない。
最終予選の頃、五輪に対する選手のコメントがテレビで流れてて、ほとんどが「開会式が楽しみ」と言っているのを見ていたし、柳本監督が五輪の象徴として開会式の素晴らしさを説いて意識付けしていたのも聞いているし。
そのへんはJOCサイトの青嶋健太さんのコラムが詳しいですが。
この日の結果っを「今後のプラスの為の一歩後退」とすればよし。
バレーのみならず、各競技の次の試合も注目です。

その開会式。
途中まで見ていたものの、あまりの選手団入場の長さにギブアップ。翌日録画で全部見ましたが、会場の雰囲気が抜群によかったですね。
参加人数の少ないところや、内戦の中参加してきたところになど、ひときわ大きな拍手と歓声が上がるのが、ホスト国としての暖かさ、もてなしの心を感じました。
湖のようだった(海を表していたそうで)フィールドをカラフルな各国選手団が彩ってゆく様は、参加者も演出の一部のようで「うまいなぁ」と感心しきり。
開会式の楽しみはお国柄が出る服装が見られることでもありますね。
アメリカのカジュアルさはいかにもだったし(ゴツい選手達もどこかカワイイ(笑))、イタリア、ドイツのシックな色づかいなど、日本人には真似できないものが…(というか、選手団誰が着ても似合うかどうかの問題(^_^;))
帽子や小物を生かすのはお洒落上級国の得意技。イタリアだったかな、女性が持ってた小ぶりなバッグがよかったなぁ。
日本はちょっと無難にまとめすぎな感じ(前回の反動?(^_^;)でもあれ、全体を見たらちょっとは印象違ったんじゃないかといまでも思う。事前情報がなさすぎてカメラワークもアップばっかりだったから、全体のカラフルな美しさがまったくわからなかった)。でも選手は着ていて楽なスタイルだったろうし、女子の内側がパステルカラーの帽子はかわいかった。

さて、今日は男子サッカーと野球がそれぞれイタリア戦。
野球は実力どおり普段どおりにできれば問題なし。先発らしい上原の投球に期待。
サッカーはシビレる状況になりましたね。イタリアも本気で来るでしょう。
女子は他グループの結果によって予選突破が決まったそうだし(そうなると順位が気になる。贅沢ですね(^_^;))、男子もここでのこのこ帰るわけにはいかないぞ!

お、平泳ぎの森田が予選トップ通過?
準決勝が楽しみだ~。

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《Athens》体操男子が面白い!&8/14のあれこれ

今日は「磐石」と「波瀾」が混在した1日だったようで。

夕方から仙スタに行っちゃったので、身上の「予選からライブで見る」を出来た種目はひとつもなく…(不本意だけどプライオリティの問題よね(^_^;))
ビデオ2台フル回転させてたので、これからチェックするところ。

とりあえず、「磐石」の巻は柔道の谷と野村。
準決勝まではふたりともすべて一本勝ちとか。決勝こそポイントでの勝利だったけど、得てして決勝とはそんなもの。美しい柔道も勝つ柔道もできるところがすばらしい。一本連発はあとでじっくり見ます。
それと、野村の実況した三宅アナ@フジテレビ。
アテネ出発前に『すぽると』で「メダルの実況したいんだよねー」と言ってたのが叶いましたね。初五輪(意外だ…)で日本100個目の金メダルの実況とは本望でしょう。これから事あるごとにずっとあの実況が流れるわけだ(笑)

それと、競泳・100m平泳ぎの北島。
予選で五輪新、しかも綺麗な泳ぎだったし、準決勝も問題なく2位通過。大会前は泳ぎがバラバラで絶不調に見えたので心配してたけど、これは決勝も期待できそう。

反対に「波瀾」の巻はソフトボール。
まさかノーヒットとは…(2得点はいずれも押し出し)。上野の被本塁打はそんなこともあるものなので気にしないでほしいけど、打線が全然というのはちょっと…。塁に出なきゃ自慢の機動力も生かしようがないよ。
吹っ切れているか、明日の試合は要注目。
あ、よかったところは高山の調子がよさそうなところ。ほとんど抑えていたし、やっぱり彼女の力は必要なのがよくわかった。

更に女子サッカー。
最低でもドローでこらえてほしかったけど…。こりゃ他グループの結果も気にしなきゃ。
こうなってくると、スウェーデン戦で1得点だったのがイタイなぁ。今日も惜しいのが何本もあったし。とにかく次ラウンドに進めることを祈りましょう。

女子バレーはまだ見てません。結果を知ってから見るんじゃ面白くないので、ニュースも録画中継の「今日の結果をまとめてお伝えします」もことごとく避けてます(^_^;)
うーん気になる。

で、要注目競技をひとつ追加。
体操男子、これは面白い!
なんと団体予選トップ通過ですよ!!!
開幕前のNHKで、金メダルも狙えると具志堅さんがかなりプッシュしていて、「時間があれば見ようかな」程度だったのが一気に株上昇(^_^;) フジ系の中継はCM入れまくりで前後関係がよくわからなかったので、再放送を録画しておこうと思います。
団体戦のレギュレーションがちょっと把握し切れてないんだけど、どうやら6人エントリーして各種目5人ずつが演技、上位4人のポイント合計で予選は争われていたらしい。
なんというか、ここ数年の体操男子って「大舞台でコケる」というネガティブなイメージがあったんだけど、今回のチームはいいね。バラバラな個性や年齢がプラスに作用してる。誰かがミスしても他の選手がカバーして、ポイントを着実に上乗せしていっての予選1位。
採点の傾向が「美しさ」を追求する日本に有利になってきた、ということもあるようですが、下降線を辿ったところを地道に強化してきた成果が出たのでしょうね。
団体はまず「確実な演技」が求められるけど、一発勝負ができる個人総合・種目別も大技が見られそうで楽しみになってきた。
とりあえず、団体決勝は16日深夜。

一体いつ寝ればいいんでしょう私…(-_-;)

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2004.08.13

《Athens》男子サッカー:パラグアイvs日本

グループリーグB組 パラグアイ4-3日本

ひとことで言うなら。

みんな入れ込み過ぎ…(-_-;)

「浮き足立つ」を表現したらこんな感じ?という立ち上がり早々に失点。
特に那須があのボールの処理を誤ったのは痛かった(スローで見るとバウンドがちょっと…?でも簡単にクリアもできたような気が)。でもここで彼にヘコまれても困るので、なんとか次はいいプレーをしてほしいところなんだけど。
他にも、絶対にミスしちゃいけないポイントでの軽いプレーもちょっと目に付いたかな。
山本監督はピッチコンディションを理由のひとつに上げていたけど、確かにそれは90分対応しきれなかった感じ。滑る場面多すぎだし。なんかUAEでのバーレーン戦かと…。そのへんの適応能力は相変わらず課題なんだなぁ。

とにかく、守備のちょっとした綻びをことごとく点に結びつけたパラグアイが見事としか言いようがない。それほどコテンパンにやられたという気もしないのに4失点だもんな。
転じて日本、後半はボールもキープ出来ていい形も数多く作れたけど、枠に飛ばないねぇ(-_-;) 飛んだと思うとGK正面だったりオフサイドだったり。
セットプレーにしても、狙いはすごくいいのにちょっとずつどこかがズレてる感じだし。あと少しのところだと思うんだけど。そこが合ってくればものすごい武器になれる可能性はある。小野のキックの精度は相変わらず頼もしいし。

もう1試合、ガーナvsイタリアが2-2のドローということは、「今日1点差まで詰めた甲斐があった」という展開に持っていける余地はある。
このチームは、

逆境から這い上がるのは仕様
だからね。

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2004.08.12

《Athens》眠れない日々の始まり

開会式は13日深夜だけど、サッカーフリークにとっては今日が開幕。
女子『なでしこジャパン』が1-0でスウェーデンに快勝、選手が「日本選手団の先陣として勇気を与えられる試合を」と言った、そのとおりの試合をしてくれた(もう2~3点入りそうだったけどね(^_^;))。
個人的には、その数時間前のどんより気分を晴らしてくれたことにも感謝なんだけど(そういや、4月にもそんなことあったなぁ(^_^;))

さて、スポーツ観戦大好き人間としては、オリンピックはできうる限り見るのが基本(笑)
特に今大会は楽しみな競技・種目が多い。
…ってことで、メモ代わりにピックアップしてみる。

絶対にライブで見るぞ!の競技
<男女サッカー>
 いわずもがな(^_^;)
 いずれもメダルは射程圏内だと思う。狙え!
 あと男子は、単純に「小野が加わったチーム」を早く見たい。

<陸上>
・男子100m、200m:末續慎吾
・男子400m障害:為末大
・男子4×100mリレー
・男子3000m障害:岩水嘉孝
・男子棒高跳:澤野大地
・男子ハンマー投:室伏広治
(男子4×400mは出るんだっけ?出るならそれも)
 なんか男子ばっかりだなぁ(^_^;)
 去年の世界陸上で涙の棄権・澤野大地はメダルも狙えるし、岩水はまず決勝進出を。
 末續、為末、室伏は前回の経験が生きてるのか、いい感じで“抜けてる”。
 そういう時はいい結果が出るのよね。
 4×100mリレー、日本は今季3位の記録を持ってる。アクシデントさえなければ
 メダルも行ける(過去いろいろあったんだよ…(T_T)今回こそ!)
 陸上はダイジェストじゃなく、予選からリアルタイムで見たい。
 それぞれの駆け引きが面白いんだよね。

なるべくライブで見たいぞ。の競技
<水泳>
・男子背泳ぎ:森田智己
・男子平泳ぎ:北島康介
・女子自由形:山田沙知子
・背泳ぎ:稲田法子、中村礼子、寺川綾
・平泳ぎ:田中雅美
・バタフライ:大西順子
 北島よりも森田が気になる…(地元だし(^_^;))
 これ以外に、リレーもいいとこまでいけるんじゃないかと期待。

<女子バレーボール>
 こちらも、完成形のチームがどんなバレーをするのか楽しみ。
 グループリーグを上手く乗り切れれば、トーナメントで有利な組み合わせを
 ゲットできる。表彰台も行ける!

<ソフトボール>
 これはやっぱり金しかないでしょう。
 世界一の速球投手・上野も楽しみ。
 アメリカ戦は生で見なくちゃ。

<女子ホッケー>
 応援したくなるよね、これは(^_^;)
 普段なかなか見られない競技だけに、こういう時に見てみたい。
 (冬のカーリングみたいなモンだな…)

<女子バスケット>
 果たしてどこまで勝ち上がれるか、ちとハラハラしつつ…。

<柔道>
・女子48kg級:谷亮子
・男子60kg級:野村忠宏
・男子100kg超級:鈴木桂治
 メジャーどころばっかりだけど(^_^;)
 野村は三連覇がかかってるし。いっつも田村(谷)と同じ日で注目されないんだよね。
 でも今回は、谷と野村が金メダル取ると、野村が(決勝時間の関係で)
 日本五輪史上ちょうど100個目になるとか。ふたりともガンバレ!
 重量級は100kg級の井上康生が注目株だけど、敢えて鈴木を。
 柔道の醍醐味「小よく大を制す」を満喫できる(^_^;)

<シンクロナイズドスイミング>
 打倒ロシア、ここでやらずにどこでやる!

大詰になったら生で見たいかな。の競技
<野球>
 アメリカも韓国も出ないしねぇ…。でもキューバ戦は見るかな。
 プロで固めたんだから、金は取ってもらいたい!

<テニス>
 杉山愛が出るんだよね。彼女のテニスは結構好き。
 ということで録画でもいいから見たい。


とりあえずこんなとこ?
日程チェックするのがとにかく大変…(-_-;)
特に種目の多い陸上・水泳は分刻みだし、公式の日程をチェックしておかないと、他の競技とかぶって見られないこともあり得る…。
テレビのガイド誌も買ったけど、JOCアテネ特集サイトで公開してる放送予定のほうが活用しやすいかも。
特に競技別のテレビ・On-Airスケジュールのpdfファイルは便利。さっそくダウンロードしてチェックしてる。

で、テレビ観戦(&録画)予定を組んでたら、14日が大変なことに…。
ソフトボール(オーストラリア戦)、柔道(女子48kg級・男子60kg級予選/決勝)、女子バレーボール(ブラジル戦)、女子バスケット(ブラジル戦)、競泳(男子100m平泳ぎ予選/準決勝)、女子サッカー(ナイジェリア戦)。
おまけに昼間は甲子園の東北高校(前日までに順延がなければ)があるし、夜は仙スタで水戸戦(もちろん現地観戦)。
…どうするべ(@_@;)

今回は球技の参加が多いから、試合が多くて嬉しい悲鳴。
どんどん勝ち抜いて、大会終盤まで寝不足させてくれるほうがいいけどね(笑)

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